ルー・ダイヤモンド・フィリップスが登場。
映画「ヤングガン」でのネイティブアメリカンの青年役での彼が好きでした。
わたしにとっては、懐かしすぎ。
そんな彼、プラス、エプス家&ラリーが一杯で大満足なエピソードでした♪
FOXCRIME NUMBERS
ライフルによる狙撃事件が連続発生。
4人の犠牲者を出し、ドンはチャーリーの他に狙撃教官のエジャートン捜査官に助けを求める。
何時何処から狙撃されるか知れない恐怖に、街はゴーストタウン化。
なかなか犯行パターンが見えて来ないチャーリーに、エジャートンがスナイパー(狙撃者)の心理について教えます。
遂に1人の容疑者が挙がるものの、その男はただの模倣犯だということが次の狙撃で判明することに。
そこへ、新たな事件が発生。
ゴーストタウンとなった繁華街での狙撃。
エジャートンによると、その犯人の腕前はそれまでになく大したもの。
いろんな顔を持つスナイパー?
1人の模倣犯を外してもパターンがまだ見えないチャーリーに、つまり外していけない...とアミタがアドバイス。
それをきっかけに、チャーリーは事件発生頻度が増えて行く曲線を導き出し、模倣犯は複数いると推測する。
そんなことは可能なのか?
アイデアや行動が一気に感染することがあると言う。
今回の場合は、流行にのってライフルで人を撃つのだ。
チャーリーの推測は的中。
7件中4件は解決した。
ところが、またしても2件発生。
感染の速度が速過ぎる。
そこで、事件の数だけ犯人がいるとは限らないと気づいたチャーリーは、エジャートンの言葉を思い出し狙撃者の心理を知る為にドンに射撃を教えて欲しいと頼む。
それにより、難易度と成功率に注目し、前件中4件は同じ人物による犯行と見抜く。
その人物こそ、伝染病の発症元。スナイパー・ゼロに違いない。
やっと挙がったスナイパー・ゼロの容疑者は、軍を追い出され、その後、仕事を転々として母親からも家を追い出された男。
FBIは、男が狙撃の為に潜みそうな場所を特定し追いつめる。
そこへ、突然、チャーリーがのこのこと現れ、男の標的に...
ドンが気づきチャーリーは間一髪銃弾を逃れ、男はエジャートンにより射殺される。
チャーリーは、何故、そこへ?彼は、次の犯行場所を算出していたのです。
ルー・ダイヤモンド・フィリップスが演じていたのは、FBI(アカデミーの?)狙撃教官、エジャートン捜査官。
何だか、まるでチャーリーにもう1人お兄ちゃんができたみたいでした(笑)
心臓の鼓動。目に入る汗。アドレナリン。
その影響は、お遊びのハンターほど出るとエジャートンに言われ、人の命を奪う犯人をハンターと呼ぶことに反発するチャーリー。
すると、チャーリーにとっても計算の材料に過ぎないだろう?と返される。
その言葉に、チャーリーは傷ついた?
それでも、エジャートンは犯人の立場で考えているだけ。それは、ドンも同じはずだと、エジャートンは言う。
自分には理解が難しい事を言われた時の、チャーリーの心ここにあらずな表情に心をくすぐられます。
そんなちょっと情けない表情をしているチャーリーにお構いなしに、行くぞ!とエジャートン。
その言葉に、チャーリーがひょこひょこと付いて行くのが、何とも可笑しかった。
すっかり、エジャートンに手なづけられてしまいましたね。
結局、エジャートンの影響で射撃を教えてとドンに頼むチャーリーでしたが、一発目が見事に命中し、アドレナリンだ~と手が震えているのを見て喜んでいるのが、やっぱり子供!可愛すぎ(笑)
そんな訳でやりとりも面白かったのだけど、今回1番お気に入りなのは、アランとラリーがチャーリーを肴に(?)チェスをしている場面。
アランは、チャーリーのチェスの相手を彼が8歳の時に止めた。
チェスにも優れた才能を見せるチャーリーに負けるのは構わない。
嫌なのは、「奴が退屈そうにしていてる。」こと。
つくづく、優しいパパ。
息子のことを良く知っているねと言われてのラリーの言葉。
「優秀な教え子が手の届かない場所まで昇りつめて行った。それを見守るのは、まさに教師冥利に尽きる。」
それに対して、良き友人に感謝してるとアラン。
ラリーには、アランができない部分でチャーリーがサポートできる。
2人父親がいるようなものかも。
チャーリーって、つくづく幸せ者だと思う。
その有難みをちゃんと感じているでしょうか?チャーリーは...
だけど、ラリーは、しっかり、チャーリーの弱みも握っています(笑)
スクラブルというゲームが苦手なチャーリー。
"ホリブル スペラー"とか言ってましたよね。
綴りが苦手なんだ...アラン、それを利用しそうですよ(笑)
アランはアランで、何だかんだと、チャーリーに対して過保護なのですよね。
チャーリーなら、仕方ないかな(苦笑)
アランは、FBIにまで出向いて、チャーリーは兄に頼まれれば喜んでいつでも出向くだろうけど彼を犯行現場に行かせるのは感心できないとドンに訴えます。
チャーリーは、大人なんだから...と、ドン。
あなたの弟には、まるで子供なところがあるのを分かってるくせに(苦笑)
それでも、「兄に認めてもらいたくて必死だ。」というアランに言われても、ドンにはどうしようもないですよね。
狙撃が起きた事件現場にアランの心配を他所に、大丈夫といそいそと出かけて行くチャーリーは、度胸があるのじゃなくて恐いもの知らずなだけ。
犯人の次の犯行場所を算出できたと、のこのことFBIが張っている現場に現れ犯人の標的になってしまうことに。
間一髪のところ救われ、「ごめん。」と素直にドンに謝ってたのが可愛いから許そう(苦笑)
今回のエンディングは、久々にエプス家の3人で。
家のメンテは、やっぱりアランがやってるよ~想像ついてたけど(笑)
大家さんの要望で...って、甘い父親です。
それでも、チャーリーは(一応)大人。
ドンと同様にチャーリーのことも多少の危険なら見守るしかないと、子離れしようとするアラン。
多少の危険...チャーリーが狙撃されそうになった話は、ドン&チャーリー兄弟が共有する一生の秘密となりそうですね。
真実を知ったら、絶対、アランは倒れてしまうでしょう。
話合わせろよ~と、射撃練習の話で誤魔化そうとチャーリーに焦って合図を送るドンの仕草が微笑ましかった。
それにしても、歴史的建造物というエプス邸は何とも言えない趣きがあって、素敵です。