運命の相手に巡り会えたのに...
WOWOW コールドケース2
性同一性障害という認識は、いつ頃から浸透して来たのかな。
今回は、女性であることを望むダニエラと少年クリスの悲恋のストーリー。
ダニエラが男性を相手にしている売春婦の仲間にまで自分を女性だと信じ込ませるなんて可能なの?など、幾つか細かなところで無理を感じてしまったから、今ひとつ入り込めなかった。
それでも、現在のクリスがダニエラを運命の相手と語るところや、過去のクリスが有りのままの彼女を受け入れようとする姿は良かった。
まだ高校生だから父親に1度は屈してしまうのも有り得るだろうと思えたし。
だけど、もう一度ダニエラを受け入れるつもりで戻って来たのなら、どうして、絶望して自ら命を絶ってしまった彼女の遺体を埋めて隠してしまったのかな。
いろいろ言いつつ、エンディングにはしっかり罠にはまって涙していましたけど(苦笑)
特に、女性であろうとする我が子を受け入れられなかった母親が、ダニエラの写真をアルバムに貼る場面にね。